月別アーカイブ: 2025年2月

第8回温活雑学講座

皆さんこんにちは!

温活・隠れ家サロンふるーる、更新担当の中西です。

 

本日は第8回温活雑学講座!

今回は鉄則についてです。

「温活(おんかつ)」とは、体を温めることで血流を改善し、健康を維持・向上させる活動のことです。特に、冷え性や低体温に悩む人が増えている現代では、温活が美容や健康の面で注目されています。しかし、間違った温活をすると、一時的には温まっても、根本的な冷えの改善につながらないこともあります。


1. 温活の基本原則

温活を成功させるためには、以下の3つの原則を理解することが重要です。

  1. 体の内側(食事・飲み物)と外側(衣類・環境)両方から温める
  2. 体温を一時的に上げるのではなく、基礎代謝を上げて「温まりやすい体」をつくる
  3. 温めすぎに注意し、「適温」を保つことで自律神経を整える

2. 温活の鉄則

鉄則① 「温める食事」を意識する

食事は温活の基本。冷たいものを避け、体を温める食材を積極的に摂取しましょう。

温活におすすめの食材

  • ショウガ(血行促進・代謝UP)
  • ネギ・にんにく・玉ねぎ(発汗作用・血液循環促進)
  • 根菜類(にんじん・ゴボウ・レンコン)(体を内側から温める)
  • 発酵食品(味噌・納豆・キムチ)(腸内環境を整えて代謝を上げる)
  • 良質なタンパク質(肉・魚・卵・大豆)(筋肉を増やし、熱を生み出す)

🚫 避けるべき食べ物・飲み物

  • 冷たい飲み物(氷入りのジュース・冷水)
  • 生野菜(特にレタス・きゅうり・トマトは体を冷やす)
  • カフェインを含む飲料(コーヒー・緑茶・紅茶 ※飲みすぎに注意)

鉄則② 運動で「熱を作る体」にする

運動不足は冷え性の大敵! 体温を上げるためには、筋肉を増やし、熱を生産しやすい体を作ることが重要です。

おすすめの温活エクササイズ

  • スクワット(下半身の筋肉を鍛え、血流を改善)
  • ヨガ・ストレッチ(副交感神経を刺激し、リラックス効果も)
  • ウォーキング(全身の血流を促し、冷え性を改善)

🚨 注意点

  • 無理な運動は逆に体を冷やす原因になることも。無理なく続けられる運動を選ぶことが大切

鉄則③ お風呂の入り方を工夫する

温活といえば「お風呂」。しかし、入り方を間違えると、逆に体を冷やしてしまうこともあります。

温活に最適な入浴法

  • 38~40℃のぬるめのお湯に15~20分浸かる(副交感神経が働き、血流が良くなる)
  • 全身浴がおすすめ(半身浴よりも全身浴のほうが効果的に温まる)
  • 入浴後は冷えないように、すぐに靴下や羽織りものを着る

🚨 NGな入浴方法

  • 42℃以上の熱いお湯 → 交感神経が過剰に働き、血管が収縮して逆に冷えやすくなる
  • 入浴後すぐに冷たい飲み物を飲む → 体温が急激に下がる原因になる

鉄則④ 「首」を温める

首・手首・足首は太い血管が通っているため、温めると全身の血流が良くなる。

温活におすすめのポイント

  • マフラーやネックウォーマーで首を温める
  • レッグウォーマーで足首の冷えを防ぐ
  • 指先のマッサージで血流を促進

🚨 注意点

  • 室内で厚着をしすぎると、汗をかいた後に冷えてしまうため、温めすぎに注意

鉄則⑤ 自律神経を整える

自律神経が乱れると、血流が悪くなり、冷え性が悪化します。温活では、体を温めるだけでなく、ストレスを減らし、自律神経を整えることも重要です。

自律神経を整える温活習慣

  • 朝起きたら白湯を飲む(体温を上げ、胃腸を活性化)
  • 毎日深呼吸をする(リラックス効果で血流改善)
  • 寝る前にスマホを見ない(ブルーライトが交感神経を刺激し、冷えにつながる)

🚨 NG習慣

  • 夜更かし → 自律神経が乱れ、血行不良になる
  • ストレス過多 → 血管が収縮し、冷えやすくなる

3. まとめ

温活は、単に「温める」だけではなく、体質を改善し、根本から冷えに強い体を作ることが重要です。

温活の鉄則まとめ

  1. 食事は「温める食材」を意識し、冷たいものを控える。
  2. 適度な運動で「熱を作る体」にする。
  3. お風呂は「ぬるめ・長め」で体の芯から温める。
  4. 「首・手首・足首」を温めて、全身の血流を促す。
  5. 自律神経を整え、ストレスを減らす。

温活を習慣にすることで、冷え性の改善だけでなく、免疫力UP・代謝UP・美肌効果・疲労回復など、さまざまな健康効果が得られます。毎日の生活に取り入れやすい方法から始めて、温かく健康な体を目指しましょう!

 

温活・隠れ家サロンふるーるではアットホームな雰囲気で、お客様に気軽にご利用していただくことを念頭に日々活動しております。

リピートしていただけるお客様も増えてきている当店の自慢は、思いがこもった施術です。

 

お肌の悩み、身体の悩み、一人ひとりの悩みに寄り添って施術させていただきます。身体の内から変わるって、きっとこういうこと!を実感してください。

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第7回温活雑学講座

皆さんこんにちは!

温活・隠れ家サロンふるーる、更新担当の中西です。

 

本日は第7回温活雑学講座!

今回は温活の歴史についてです。

「温活(おんかつ)」とは、体を温めることで健康を維持・向上させる活動のことです。現代では、温活がブームとなり、入浴・食事・運動・生活習慣の改善など、さまざまな方法が取り入れられています。しかし、この「温活」がなぜ注目されるようになったのか、その背景には日本人の冷え性体質、生活スタイルの変化、東洋医学の考え方、健康ブームの影響が関係しています。


1. 温活の起源:日本人と「冷え」の関係

① 日本人は「冷えやすい」民族?

日本人は、もともと冷えやすい体質を持つと言われています。その理由には、以下のような要因が考えられます。

筋肉量が少ない

  • 筋肉は熱を作る役割を持っていますが、日本人は欧米人に比べて筋肉量が少なく、基礎代謝が低いため、冷えやすい傾向があります。

低血圧の人が多い

  • 日本人は比較的低血圧の人が多く、血流が滞りやすいため、手足の冷えを感じる人が多い。

湿度の高い気候

  • 日本の気候は湿度が高く、冬場は特に体が冷えやすい。特に昔の日本家屋は断熱性が低く、冬場の冷え込みが厳しかった。

このように、日本人の体質や環境は、「冷え」との戦いが避けられないものだったのです。

② 昔の日本人の「温活」習慣

日本では、古くから体を温める習慣がありました。

🔹 温泉文化(縄文時代~)

  • 日本には約3000の温泉があり、古くから「湯治(とうじ)」として温泉で病気を癒す文化があった。

🔹 お灸(江戸時代~)

  • 東洋医学では、「冷えは万病のもと」と考えられ、ツボに熱を加えるお灸が一般的だった。

🔹 腹巻・湯たんぽ(明治~昭和)

  • 腹巻や湯たんぽを使って体を温める習慣が広まる。特に昭和時代は、暖房設備が十分でないため、防寒対策として必須だった。

このように、日本人は「冷え」を克服するための生活習慣を持っていましたが、戦後の生活の変化により「冷え」に悩む人が増えていきました。


2. 温活ブームの始まり:1980年代~2000年代

① 現代人の「冷え」が深刻化

戦後、日本の生活は大きく変わり、「冷え性」が深刻な問題となりました。その背景には、以下のような要因があります。

食生活の変化(洋食化・生野菜の増加)

  • 昔の日本食は温かい汁物が中心でしたが、戦後、パンやサラダなどの冷たい食事が増えたことで、体を冷やしやすくなった。

運動不足と筋肉量の低下

  • 車や電車の利用が増え、日常的な運動量が減少
  • デスクワークの増加により、下半身の血流が悪化し、冷え性が増加

エアコンの普及による体温調節機能の低下

  • 冷房の使用が増え、夏でも体が冷える人が増加

こうした変化により、特に女性の冷え性が社会問題となり、「温活」に注目が集まり始めました。

② 「冷え性」という言葉が広まる(1990年代)

1990年代になると、「冷え性」という言葉が一般的に使われるようになり、健康雑誌やテレビ番組で特集されるようになりました。

  • 1995年:「冷え取り健康法」が話題に。
  • 1997年:温活の第一人者・石原結實医師の著書『体を温めると病気は治る』がベストセラーに。
  • 1998年:岩盤浴がブームに。

この頃から、「冷えを改善すると健康になる」という考え方が浸透し始めました。


3. 温活ブームの拡大(2000年代~2010年代)

① 「温活」という言葉の誕生(2000年代後半)

2000年代後半には、「温活」という言葉が使われるようになり、女性誌や健康雑誌で特集が組まれるようになりました。

  • 2008年:「温活」という言葉が雑誌『anan』で特集され、広がる。
  • 2010年:「温活」が健康ブームとして定着し、食品業界・美容業界も参入。

この時期、温活の方法として「ショウガ紅茶」「岩盤浴」「足湯」「よもぎ蒸し」などが注目されました。

② 「冷えは万病のもと」ブーム(2010年代)

2010年代には、医師や専門家の研究により、「冷え」がさまざまな病気の原因になることが明らかになりました。

  • 低体温(平熱35℃台)は、免疫力の低下・代謝の低下を引き起こす。
  • がん細胞は低体温で活性化しやすい。

この頃から、温活は「美容」だけでなく、「健康管理」としても注目されるようになりました。


4. 現代の温活ブーム(2020年代~)

① 温活市場の拡大

現在、温活は健康・美容・フィットネス業界で大きな市場を形成しています。

食品業界:生姜紅茶、発酵食品、温活ドリンクがヒット。
美容業界:温感化粧品、よもぎ蒸しエステが人気。
フィットネス業界:ホットヨガ、サウナ、温活ジムが拡大。

② 「温活×テクノロジー」の進化

最新技術を取り入れた温活商品も登場しています。

  • 電熱ヒートベスト・温活ウェア(冬の寒さ対策)
  • スマート温活マット(寝るだけで温活できる)
  • アプリ連動の体温管理デバイス(体温と健康の関係をデータで可視化)

5. まとめ

温活ブームは、日本人の体質・生活環境の変化・健康ブームとともに発展してきました。

1990年代:冷え性が問題視される。
2000年代:「温活」という言葉が登場し、岩盤浴・ショウガ紅茶が流行。
2010年代:「冷えは病気の原因」として健康ブームに発展。
2020年代:温活市場が拡大し、テクノロジーと融合。

温活は、これからも「健康・美容・ライフスタイル」の一部として進化し続けるでしょう!

 

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